ダイバーシティ(多様性)とは、人々の間に存在する違いのことを指します。
私たちは、年齢、性別、国籍、容姿などの目に付く違いだけでなく、価値観、
信仰、性的指向など、よりその人を知った上で明らかになる個性を持っています。
誰一人として同じ人間がいないことを思えば、人々の間に違いがあることは当然
ですが、こうした違いが、ときに偏見や差別を生み出すこともあります。
「女性なんだから、家庭を優先するのは当然。」
「リーダーを任せるなら、男性の方が安心。」
「外国人は、何を考えているかわからない。」
こうした偏見や差別は、特定の人を排除することにつながり、活躍の機会を奪ってしまったり、生きづらくさせてしまったりします。千葉大学では、すべての人々のダイバーシティ(多様性)を尊重するために、
偏見や差別につながる意識改革を進め、誰もが個性や能力を発揮し、活躍
できる環境の実現を目指します。