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セミナー

2024.2.28

「育児や介護、健康、仕事を調和した健康で安全な職場(ヘルシーワークプレイ ス)の実現」を開催しました

大学とダイバーシティ環境作りーマンチェスター大学の事例ー

2024年1月17日(水)、本事業が実施する「ダイバーシティ推進活動支援制度」に採択された、『育児や介護、健康、仕事を調和した健康で安全な職場(ヘルシーワークプレイ ス)の実現』(主催:千葉大学看護学部両立支援室)が、オンラインセミナーで開催されました。
 当日は、花澤 佳子氏(臨床心理士・公認心理師)をお迎えし、体調を崩さず、心身の健康を保っていくための方法についての講演と質疑応答が行われました。職場や学校・家庭で、一人では解決できない問題である「育児や介護、健康、仕事」のマルチタスクがある中で、健康で安寧に過ごせるようにどう向き合うかを取り上げ、受講者の気持ちの整理になり、今後の具体的な取り組みを考えていけるような内容でした。

 


 感想には、

・数年前から仕事と介護の両立の状況であり、時間外の仕事が難しくなり、同僚へ申し訳なさや、自分の能力の低下を感じるなど、悩みを抱えていました。セミナーを受講し、心がけていきたいことのヒントを教えていただいたので、できることから実践してみたいと思いました。

・やはり世代によっては休むことに抵抗がある人もまだいるので、資格をお持ちの専門の先生が「栄養を摂ってください。寝てください。」「マルチタスクは到底無理です」と繰り返し伝えてくださることは有効だと思います。「完璧を目指さずに合格点を目指す(60点くらい)」に救われた思いです。

・私自身、ちょうど現在育児、介護に直面し、今後の仕事のありかた等考えていた時期で、このようなセミナーはとても有難かったです。現職でも勤務時間の調整をしていただいたり、人との関わりのおかげで大変救われています。また自分ががむしゃらに働く姿しか見せないと、周りを追い詰めるという言葉にハッしました。生きることの素晴らしさを子供たちにも体現して見せてあげたいと思いました。

といった声が寄せられました。